【どんなゲーム?】
Rummikubはイスラエル発祥のボードゲーム。
柔軟な思考に加え、緻密な戦略が勝負の行方を左右する奥の深いゲームである。
1980年にはドイツ年間ゲーム大賞を受賞しており、世界大会も開催されている。
かなり知的要素の高いゲームであるが、ルールは比較的シンプルであり、小学生でも十分楽しめる。

手持ちのタイルを順番に場に出していき、最終的に手持ちタイルが早くなくなったプレイヤーの勝ちというわかりやすいルール。しかしながら、自分の戦略と他プレイヤーの戦略がぶつかり合い、なかなかスムーズにタイルを出すことができない。いかに柔軟に、かつ多面的に戦局を見切れるかが勝負のポイントと言える。

2017-05-13-20-46-23【ゲームの構成】
赤・青・黄・黒の4色で各1~13の数字が書かれたタイルが2組とジョーカー2枚の合計106枚のタイルで構成されている。
他に付属品として、タイルスタンドが4個同梱されている。

【ゲームの人数】
ゲームに参加できるプレイヤーの数は2人~4人まで。
2人プレイに比べて、4人プレイの方が難易度が高くなる。
2人プレイの場合は、1回おきに自分の順番となるため、戦局が比較的読みやすいが、3人、4人とプレイヤーが増えるにしたがって、自分の順番まで間があくことになり、その間に戦局が大きく変わってしまうのである。 



【ゲームの進め方とルール】2017-05-13-20-18-06
各プレイヤーは山から14枚ずつタイルを取り、他のプレイヤーに見られないように自分のスタンドに並べる。

残りのタイルは、布袋などに入れ、テーブルの上に置いておく。

あとは、順番に時計回りに以下のルールに従って手持ちのタイルを場に出していく。(一度に何枚出しても構わない)
タイルを場に出せない場合は、布袋の中からタイルを1枚取って順番終了となる。




<タイルの出し方> 
タイルは「ラン」(同じ色で数字の連続した3枚以上のタイル:例えば、黄の4・5・6)「グループ」(異なる色で同じ数字のタイル3枚組もしくは4枚組:例えば、黒・赤・青の13のどちらかの組み合わせでなければ場に出すことができない。 
2017-05-13-20-49-18 「ラン」      2017-05-13-20-48-27 「グループ」

各プレイヤーとも最初にタイルを出す際は、手持ちタイルのみで「ラン」もしくは「グループ」もしくは「その両方」をつくり、且つそれらタイルの数字の合計が30以上でなければならない。

最初に合計30以上のタイルを出さない限り、30以下のタイルを出したり、場のタイルをアレンジすることはできない。

手の中に合計が30以上になる「ラン」「グループ」があったとしても、あえて出さずに、順番が回ってくるたびに布袋のタイルを1枚ずつ取り続け、ここぞというタイミングで一気に放出するのも作戦のひとつである。

30以上のタイルを出した後は、場のタイルを「アレンジ」(場の「ラン」「グループ」に手持ちのタイルを付け加えたり、組み合わせを変えて手持ちタイルを出すこと。)することができる。

当然ながら、アレンジした後は、場のすべてのタイルが「ラン」「グループ」の形になっていなければならない。

<アレンジの仕方>
Rummikubの肝になるのがアレンジである。
「アレンジを制する者はRummikubを制する」と言っても決して言い過ぎではない。
手持ちのタイルを上手く使い、場のタイルを如何にアレンジしていくかというところに、Rummikubの面白さと難しさが詰まっている。
アレンジは時間無制限でできるわけではない。Rummikubの1ターンの持ち時間は1分である。
この1分間でアレンジが完成できなかった(場のすべてのタイルが「ラン」「グループ」の形になっていない)場合、そのプレイヤーがそのターンに手元から出したタイルを回収し、場のタイルは全員の協力で元の状態に戻す。
かつ、そのプレイヤーはペナルティとして、布袋の中からタイルを3枚取ることになる。

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黒9・黄9・青9のグループに手持ちの赤9を追加

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黄4・5・6のランに手持ちの黄3を追加

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黒9・10・11・12・13のランに手持ちの黒11を加え、

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黒9・10・11と黒11・12・13に分割

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黒9・10・11・12・13のランと赤11・黄11・黒11のグループに手持ちの青11を加え、

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黒9・10・11と黒11・12・13、赤11・黄11・青11のグループに組替え

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黄5・6・7、青5・6・7、赤5・6・7・8・9のランに手持ちの黒5と赤7を加え、

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黄5・青5・赤5・黒5、黄6・青6・赤6、黄7・青7・赤7のグループと赤7・8・9のランに組替え

<ジョーカーの使い方> 
※ ジョーカーの使い方は諸説あるようです。
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不気味なようで愛嬌があるようにも見える「ジョーカー」は赤・黒1枚ずつ入っている。色の違いはあっても、使い方は全く同じである。
このジョーカーがゲーム展開にピリリとした刺激を与えてくれるのである。

ジョーカーは任意の色・数字のタイルの代わりとして使うことができる。
ジョーカーは最初に出すとき(手持ちのタイルで30以上の「ラン」「グループ」をつくるとき)には使えない。
場にジョーカーがあるとき、①そのジョーカーが担っている色・数字のタイルと置き換える、もしくは、②タイルをアレンジし、ジョーカーを抜き取ることで、新たに任意の色・数字としてそのジョーカーを使うことができる。ただし、そのジョーカーは同一ターンで使わなければならない。
ゲーム終了時に、ジョーカーが手元に残っている場合は、ペナルティとして30ポイントが加算される。

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黄9としてジョーカーを使用

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赤7・8・9、黄6・7・8・J・10のランがあり、手元に黄9、赤11がある場合、

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黄9とジョーカーを置き換え、そのジョーカーを赤10として使い赤11を出すことができる

【The Winner(勝者)】
一番最初に手持ちのタイルがすべてなくなったプレイヤーの勝利となり、その時点でゲーム終了となる。

【点数計算】
ゲーム終了後、勝者以外のプレイヤー(敗者)は手元に残ったタイル数字の合計を計算する。ジョーカーは30点として計算する。
敗者は合計点数をマイナス計上し、敗者全員のマイナス点を合計した点数が、勝者の勝ち点となる。 











右手のプレイヤーは 1+1+11+30 = 43
対面のプレイヤーは 4+5+7+2+8 = 26
左手のプレイヤーは 5+13 = 18

このラウンドの点数はこのようになる。

右手(敗者) -43点
対面(敗者) -26点
左手(敗者) -18点
手前(勝者) +87点


点数をノートにつけたら、さぁ、第2ラウンドに突入だ!


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