【どんなゲーム?】
SCRABBLEは1948年にアメリカでつくられたボードゲームである。アルファベットが書かれたコマを使って、ボード上に英単語をつくり、得点を競っていく。
英語版以外に、フランス語、スペイン語、ロシア語版など、複数の言語版が発売されている。
クロスワードパズルの要素もあり、英単語に馴染みのない方や、子どもでも辞書や単語アプリを使って十分楽しむことができる。知育ゲームとしても評価されており、小中学生が楽しみながら英単語を学ぶことができる。
英単語ゲームと思ってしまうと、敷居高く感じるかもしれないが、ルールは至ってシンプルであり、純粋にボードゲームとして楽しめる。普段、英語と接する機会がなくても、このゲームをやってみると、結構、英単語がでてくるものである。
アルファベットごとにコマに得点が書かれており、ゲームボードにも文字2倍、3倍や単語2倍、3倍のマスがある。これらコマとマスを上手く組み合わせて、得点の高い単語をつくり、他プレイヤーと得点を競うゲームである。
使い勝手の良いアルファベットを引き当てることができるかという運もさることながら、手持ちのコマと場に出ている単語をどうつなげて新しい単語をつくるかという発想力と、ボキャブラリー力、辞書等を効率的に使いこなす力も求められる。
【ゲームの構成】
ゲームボードとアルファベットが書かれたタイル100枚で構成されている。付属品としてタイルラック4個と布袋がついている。
100枚のタイルの内訳は写真のとおり。すべてのアルファベットに均一にタイルが割り振られているわけではなく、「A」は9枚、「B」は2枚、「E」は12枚、「Z」は1枚といったように、使用頻度に合わせて枚数にバラツキがある。「BLANK」はアルファベットが書かれていない空白のタイルで、任意の文字として扱うことができる。
「BLANK」を除く各アルファベットタイルには右下に数字が書かれている。
例えば、「B」には「3」、「F」には「4」と書かれている。
この数字は、そのタイルの点数を表している。
ゲームボードは15×15のマス目になっており、5種類の特別マスが設定されている。
ボード中央の「★」はスタートポイント。最初に単語を出す場合は、必ず★に単語の一文字がかからなければならない。また、★はピンク地で「Double Word Score」マスでもあるので、置いた単語の点数が2倍になる。
「Double Letter Score」文字点数2倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルの点数が2倍になる。BLANKタイルの場合は0点のまま。
「Triple Letter Score」文字点数3倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルの点数が3倍になる。BLANKタイルの場合は0点のまま。
「Double Word Score」単語点数2倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルを含む単語の点数が2倍になる。
「Triple Word Score」単語点数3倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルを含む単語の点数が3倍になる。
【ゲームの人数】
2人~4人。2人でも3人でも4人でも同じように楽しめる。
【ゲームの進め方とルール】
このゲームには、基本ルール(説明書どおりのルール)はあるものの、それに囚われることなく、プレイヤーがよりプレイしやすいように、自分たちでルールをアレンジする方が楽しめる。
以下、基本ルールを中心に紹介する。
また、辞書や単語アプリ等を使いながらゲームする方が、知らなかった単語に出会えるのでおススメである。
(1)プレイヤーの順番を決める。
説明書では、「各プレイヤーがタイルを1枚ずつ取り、アルファベット順で「A」に最も近いタイルを引いたプレイヤーから時計回りにはじめる。BLANKタイルは最も優先される。」となっているが、じゃんけんで決めても構わない。
(2)順番が決まったら、すべてのタイルを布袋に戻し、他のプレイヤーに見られないように、各自7枚ずつタイルを取ってラックに置いておく。
(3)ーA 順に手元のアルファベットタイルを組み合わせ、英単語をつくってボードに置いていく。その際、英単語の点数を記録する。単語をボードに置いた後、手元のタイルが7枚になるように布袋からタイルを補充してターン終了となる。
(3)-B 手元のタイルで単語が作れない場合は、任意のタイルを布袋に戻し、同じ枚数のタイルを布袋から取る。この時、布袋のタイルを見てはいけない。いわゆるタイル交換をしてターン終了となる。
(3)-C 戦略的に、何の動作もせず、「パス」してターンを終了する。
(4) (3)-A、B、Cを繰り返し、後述のゲーム終了条件に当てはまればゲーム終了。
<タイルの出し方>
単語をつくる(タイルを出す)ときの共通ルールは以下のとおり
● 単語はヨコ(左から右方向)、もしくはタテ(上から下方向)に置く。
● 英単語であること。他言語の単語はダメ。
● ボード上のすべての単語が、クロスワードパズルのようにつながっていること。
● すでにボードにある単語にアルファベットを付け加えてもOK。
● 語尾にSを付け加えて複数形にしたり、INGを付け加えて進行形にしたりもOK。
以下の事項は、基本ルールではダメとなっているが、必要に応じてアレンジすれば良い。
● ハイフンやアポストロフィを使う単語はダメ。
(X-RAYやDON'T等)
● 短縮語や略語はダメ。
(SOS、ASAP、EX等)
● 固有名詞や名称、それらの短縮形はダメ。
(JAPAN、TANAKA、SONY、UNICEF等)
最初にゲームボードにタイルを置くプレイヤーは、以下のルールを守ること。
① 2文字以上の単語であること
② ゲームボード中央の「★」にかかるようにタイルを置くこと
では、実際のゲームの流れを見ていきましょう。
順番を決め、7枚ずつタイルを取ります。
手元のタイルで「LESSON」という単語ができたのでボードに置きます。
最初に単語を出すので、ボード中央の「★」にかかるように出します。
「LESSON」の「O」が★の上にあります。
単語の点数を計算して記録します(紙にメモします)。
<点数計算>
「L」・・・1点×2(Double Letter Score)=2点
「E」「S」「S」「O」「N」・・・各1点
★マスはDouble Word Score(単語2倍)マスでもあるので、単語点数を2倍にする。
(2+1+1+1+1+1)×2=14点
このプレイヤーのこのターンの点数は14点となる。
タイルを6枚出したので、布袋から6枚補充してターン終了。
次のプレイヤーはクロスワードの要領で、単語が重なるようにタイルを出していきます。
上の写真では、「LESSON」の「E」に重ねて「READ」という単語が出されました。
プレイヤーが出したタイルは「R」「A」「D」の3枚ですが、点数は「READ」の4枚のタイルを計算します。
<点数計算>
「R」「E」「A」・・・各1点
「D」・・・2点
このプレイヤーのこのターンの点数は5点となる。
布袋からタイルを3枚補充してターン終了となる。
この要領でゲームを進めていきます。
<ゲームの終了>
基本ルールでは以下の条件でゲーム終了となります。
① 布袋の中のタイルがなくなり、プレイヤーの誰かが、手元のタイルを出しきった場合。
② 2回続けてプレイヤー全員がパスした場合。
ゲーム時間を短縮する場合は、以下のようなやり方でも楽しめます。
③ プレイヤーの誰かがあらかじめ設定したゴール点数に到達した場合。
【The Winner(勝者)】
点数の一番高いプレイヤーの勝利。
【点数計算】
上述①でゲームが終了した場合、タイルを出しきったプレイヤーに50点プラスする。
その他のプレイヤーは、手元に残ったタイルの合計点数をマイナスする。
上述②でゲームが終了した場合は、全員、手元に残ったタイルの合計点数をマイナスする。
点数をノートにつけたら、さぁ、第2ラウンドに突入だ!
5ラウンド1セットのトータルポイント勝負ですすめてはいかがだろうか?
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SCRABBLEは1948年にアメリカでつくられたボードゲームである。アルファベットが書かれたコマを使って、ボード上に英単語をつくり、得点を競っていく。
英語版以外に、フランス語、スペイン語、ロシア語版など、複数の言語版が発売されている。
クロスワードパズルの要素もあり、英単語に馴染みのない方や、子どもでも辞書や単語アプリを使って十分楽しむことができる。知育ゲームとしても評価されており、小中学生が楽しみながら英単語を学ぶことができる。
英単語ゲームと思ってしまうと、敷居高く感じるかもしれないが、ルールは至ってシンプルであり、純粋にボードゲームとして楽しめる。普段、英語と接する機会がなくても、このゲームをやってみると、結構、英単語がでてくるものである。
アルファベットごとにコマに得点が書かれており、ゲームボードにも文字2倍、3倍や単語2倍、3倍のマスがある。これらコマとマスを上手く組み合わせて、得点の高い単語をつくり、他プレイヤーと得点を競うゲームである。
使い勝手の良いアルファベットを引き当てることができるかという運もさることながら、手持ちのコマと場に出ている単語をどうつなげて新しい単語をつくるかという発想力と、ボキャブラリー力、辞書等を効率的に使いこなす力も求められる。
【ゲームの構成】
ゲームボードとアルファベットが書かれたタイル100枚で構成されている。付属品としてタイルラック4個と布袋がついている。
100枚のタイルの内訳は写真のとおり。すべてのアルファベットに均一にタイルが割り振られているわけではなく、「A」は9枚、「B」は2枚、「E」は12枚、「Z」は1枚といったように、使用頻度に合わせて枚数にバラツキがある。「BLANK」はアルファベットが書かれていない空白のタイルで、任意の文字として扱うことができる。
「BLANK」を除く各アルファベットタイルには右下に数字が書かれている。
例えば、「B」には「3」、「F」には「4」と書かれている。
この数字は、そのタイルの点数を表している。
ゲームボードは15×15のマス目になっており、5種類の特別マスが設定されている。
ボード中央の「★」はスタートポイント。最初に単語を出す場合は、必ず★に単語の一文字がかからなければならない。また、★はピンク地で「Double Word Score」マスでもあるので、置いた単語の点数が2倍になる。
「Double Letter Score」文字点数2倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルの点数が2倍になる。BLANKタイルの場合は0点のまま。
「Triple Letter Score」文字点数3倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルの点数が3倍になる。BLANKタイルの場合は0点のまま。
「Double Word Score」単語点数2倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルを含む単語の点数が2倍になる。
「Triple Word Score」単語点数3倍マス
このマスに置いたアルファベットタイルを含む単語の点数が3倍になる。
【ゲームの人数】
2人~4人。2人でも3人でも4人でも同じように楽しめる。
【ゲームの進め方とルール】
このゲームには、基本ルール(説明書どおりのルール)はあるものの、それに囚われることなく、プレイヤーがよりプレイしやすいように、自分たちでルールをアレンジする方が楽しめる。
以下、基本ルールを中心に紹介する。
また、辞書や単語アプリ等を使いながらゲームする方が、知らなかった単語に出会えるのでおススメである。
(1)プレイヤーの順番を決める。
説明書では、「各プレイヤーがタイルを1枚ずつ取り、アルファベット順で「A」に最も近いタイルを引いたプレイヤーから時計回りにはじめる。BLANKタイルは最も優先される。」となっているが、じゃんけんで決めても構わない。
(2)順番が決まったら、すべてのタイルを布袋に戻し、他のプレイヤーに見られないように、各自7枚ずつタイルを取ってラックに置いておく。
(3)ーA 順に手元のアルファベットタイルを組み合わせ、英単語をつくってボードに置いていく。その際、英単語の点数を記録する。単語をボードに置いた後、手元のタイルが7枚になるように布袋からタイルを補充してターン終了となる。
(3)-B 手元のタイルで単語が作れない場合は、任意のタイルを布袋に戻し、同じ枚数のタイルを布袋から取る。この時、布袋のタイルを見てはいけない。いわゆるタイル交換をしてターン終了となる。
(3)-C 戦略的に、何の動作もせず、「パス」してターンを終了する。
(4) (3)-A、B、Cを繰り返し、後述のゲーム終了条件に当てはまればゲーム終了。
<タイルの出し方>
単語をつくる(タイルを出す)ときの共通ルールは以下のとおり
● 単語はヨコ(左から右方向)、もしくはタテ(上から下方向)に置く。
● 英単語であること。他言語の単語はダメ。
● ボード上のすべての単語が、クロスワードパズルのようにつながっていること。
● すでにボードにある単語にアルファベットを付け加えてもOK。
● 語尾にSを付け加えて複数形にしたり、INGを付け加えて進行形にしたりもOK。
以下の事項は、基本ルールではダメとなっているが、必要に応じてアレンジすれば良い。
● ハイフンやアポストロフィを使う単語はダメ。
(X-RAYやDON'T等)
● 短縮語や略語はダメ。
(SOS、ASAP、EX等)
● 固有名詞や名称、それらの短縮形はダメ。
(JAPAN、TANAKA、SONY、UNICEF等)
最初にゲームボードにタイルを置くプレイヤーは、以下のルールを守ること。
① 2文字以上の単語であること
② ゲームボード中央の「★」にかかるようにタイルを置くこと
では、実際のゲームの流れを見ていきましょう。
順番を決め、7枚ずつタイルを取ります。
手元のタイルで「LESSON」という単語ができたのでボードに置きます。
最初に単語を出すので、ボード中央の「★」にかかるように出します。
「LESSON」の「O」が★の上にあります。
単語の点数を計算して記録します(紙にメモします)。
<点数計算>
「L」・・・1点×2(Double Letter Score)=2点
「E」「S」「S」「O」「N」・・・各1点
★マスはDouble Word Score(単語2倍)マスでもあるので、単語点数を2倍にする。
(2+1+1+1+1+1)×2=14点
このプレイヤーのこのターンの点数は14点となる。
タイルを6枚出したので、布袋から6枚補充してターン終了。
次のプレイヤーはクロスワードの要領で、単語が重なるようにタイルを出していきます。
上の写真では、「LESSON」の「E」に重ねて「READ」という単語が出されました。
プレイヤーが出したタイルは「R」「A」「D」の3枚ですが、点数は「READ」の4枚のタイルを計算します。
<点数計算>
「R」「E」「A」・・・各1点
「D」・・・2点
このプレイヤーのこのターンの点数は5点となる。
布袋からタイルを3枚補充してターン終了となる。
この要領でゲームを進めていきます。
<ゲームの終了>
基本ルールでは以下の条件でゲーム終了となります。
① 布袋の中のタイルがなくなり、プレイヤーの誰かが、手元のタイルを出しきった場合。
② 2回続けてプレイヤー全員がパスした場合。
ゲーム時間を短縮する場合は、以下のようなやり方でも楽しめます。
③ プレイヤーの誰かがあらかじめ設定したゴール点数に到達した場合。
【The Winner(勝者)】
点数の一番高いプレイヤーの勝利。
【点数計算】
上述①でゲームが終了した場合、タイルを出しきったプレイヤーに50点プラスする。
その他のプレイヤーは、手元に残ったタイルの合計点数をマイナスする。
上述②でゲームが終了した場合は、全員、手元に残ったタイルの合計点数をマイナスする。
点数をノートにつけたら、さぁ、第2ラウンドに突入だ!
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